2012年以降は練馬展で勢い付いた「セロテープアート®展の全国展開」という夢を具体的に実現させるべく、自主的に大規模セロテープアート®展をセルフプロデュースして行くようになりました。
その最初の一歩が2015年に横浜市民ギャラリーあざみ野で開催した「瀬畑 亮 セロテープアート®展 2015 in あざみ野 〜セロテープ®の“イマ”と“ミライ”〜」でした。
本展は私にとって過去最大規模の展覧会(約600㎡)だったため、作品制作や企画プロデュース等の事前準備の仕事量と背負うプレッシャーや責任の大きさは、単にアーティストとして小さな個展準備をしていた時期とは比較にならない程に膨大なものとなりました。
しかしこの自分にとって初めての厳しく苦しい「未知の経験」が、幼い頃から抱える消極的で自閉的な自分の性分を変えるきっかけとなり、結果的に社会人として大きく成長し、アーティスト(表現者)としての「総合力」を高めて行く事へと繋がって行きました。
2015年 横浜市民ギャラリーあざみ野「瀬畑 亮 セロテープアート®展 2015 in あざみ野 〜セロテープ®の“イマ”と“ミライ”〜」会場風景
【第6話】「コーポレートアート」への発展