実は2015年のあざみ野展は、それから3年後の2018年に、現在のニチバン株式会社 テープ安城工場の所在地であり、「セロテープ®︎の聖地」と呼ばれる愛知県安城市の「安城市民ギャラリー」(公立館)で大規模なセロテープアート®︎展を開催する事が決定していた事から、ほぼ同サイズの会場で試験的に実施した展覧会だったのです。
実は2018年は私自身の「アーティスト活動20周年」という大きな節目の年であると同時に、ニチバン株式会社にとっても主力製品の「セロテープ®︎誕生70周年」に当たる記念すべき年廻りでした。また更に驚くべき事に、「ニチバン株式会社 創業100周年」という、100年に一度のメモリアルイヤーに当たっていたのです!
そのようなメモリアルな事情から、2018年は安城市民ギャラリーでの企画展だけでなく、大規模展を中心に4つのセロテープアート®︎展(個展)を立て続けに開催させて頂きました。
私自身も規模に関わらず一年間に4つも個展を開催するのは初めての経験で、準備期間から全ての展覧会が終了するまでの数年間は、本当に心身ともに限界ギリギリまで追い込んで、ようやく乗り越えたという状態でした。
その努力と苦労の甲斐もあり、結果的に地方展がメインの展覧会であったにも関わらず、トータルで約3万人の集客数を上げ、約230件という大変多くのメディアに取り上げて頂く記録的な大成功を収める事が出来ました。
左から
・2018年 安城市民ギャラリー「瀬畑 亮 セロテープアート®展 2018 in 安城」会場風景
・2018年 安城市民ギャラリー「瀬畑 亮 セロテープアート®展 2018 in 安城」会場風景
・2018年 大垣市スイトピアセンター「瀬畑 亮 セロテープアート®展 2018 in 大垣」会場風景
・2018年 FEI ART MUSEUM YOKOHAMA「瀬畑 亮 セロテープアート®展 2018 in 横浜」会場風景
【第8話】「セロテープ®︎」ロゴとの統合